太台本屋 tai-tai books

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更新情報

 発売から少し間が開いてしまったのですが、台湾発の前代未聞のホラー小説集が刊行されたのをご紹介します。 日本、台湾、香港を跨ぐ5人の作家が、リレー形式で競作したホラーミステリ集、『おはしさま 連鎖する怪談』(三津田信三、薛西斯、夜透紫、瀟湘神、陳浩基 著、玉
『今日の1冊『おはしさま 連鎖する怪談』三津田信三,薛西斯,夜透紫,瀟湘神,陳浩基(ホラーミステリ/光文社/2021年)』の画像

『看海的地方』徐至宏HOM(絵本/歩歩/2020年) タイトルを直訳すると「海を見る場所」になります。基隆の正浜港の風景と海を描いた絵本。最初は画家が来て、釣り客が来て、そして一人旅の女の子も来ます。ぞれぞれ海辺でのんびりひとときを過ごしています。漫画のひとコマ
『今日の1冊:『看海的地方』徐至宏HOM(絵本/歩歩/2020年)』の画像

『彩繪鄧南光 還原時代瑰麗的色彩1924~1950』王佐榮 編集、王子碩 彩色(写真集/蒼璧出版有限公司 台湾/2021年9月)カラフルな洋服や帽子、スカーフでおしゃれをして、上野公園不忍池のほとりのベンチに座る3人の女性。丸の内の街頭で、雑誌や新聞を売る女性販売員。冬の
『今日の一冊:『彩繪鄧南光 還原時代瑰麗的色彩1924~1950』王佐榮 編集、王子碩 彩色(写真集/蒼璧出版有限公司 台湾/2021年9月)』の画像

 11月20日(土)、現代台湾文学を代表する作家、呉明益(ご・めいえき)さんのオンライントークイベントが、呉明益作品日本版出版社4社合同の主催で開催されます。 今年2021年は、単行本『複眼人』『眠りの航路』『雨の島』、『自転車泥棒』『歩道橋の魔術師』の文庫化と、呉さ
『11/20(土)呉明益さんオンライントークイベント「我的作品中的日本與台灣~私の作品の中の日本と台湾」のお知らせ』の画像

『不在一起不行嗎 Men’s Talk about Time』 〔長編小説〕仮題:一緒にならなきゃダメですか?著者:張維中(ちょう・いちゅう)あの夏、宿舎の二段ベッドの下段にいる君のことが大好きだった。何もかもが太陽みたいにきらきら輝いて、僕らの前には未来しかなかった。二十数
『【版権ご紹介】『不在一起不行嗎』張維中(長編小説/2021年/原點)』の画像

 10月15日、淡水で交通事故に遭い、意識不明の重体になっていた作家の陳柔縉さんが、18日午後に旅立たれました。知らせを受け、あまりに突然のことで、言葉を失いました。 陳柔縉さんは、膨大な歴史資料に丹念にあたり、年配の方たちへのインタビューを重ねることで、日本
『【追悼】作家の陳柔縉さんが旅立たれました』の画像

〔長編SF小説〕『2069』 著者:高翊峰(ガオ・イーフォン)巨大地震と原発事故の被災後、諸外国の管理下に置かれた「特区」。サイボーグ医療でほぼ不死となった住民たちの間に、じわじわと“死”が増え始める。台湾を思わせる「島」で、人工知能の進化、生命科学、不
『【版権ご紹介】『2069』高翊峰(長編SF小説/2019年/新経典)』の画像

『台北奇幻飛行』粘忘凡・孫心瑜(絵本/遠流/2017年) 台北へ行ったら毎度お世話になるMRT。『台北奇幻飛行』には、台北101や台北駅、中山、淡水などの観光名所を結ぶMRT淡水信義線(紅線)が登場します。 ある日、小凡はお母さんと一緒に混雑したMRTに乗り込みます。す
『今日の1冊:『台北奇幻飛行』粘忘凡・孫心瑜(絵本/遠流/2017年)』の画像

 「世田谷文学館」 (京王線・芦花公園駅)で、2021年9月4日(土)~10月14日(木)に世田谷文学館開館25周年記念事業「台湾交流ミニイベント 2021」が開催されています。 イベントリンクは→こちら↑※ビジュアルは、『台北プライベートアイ』カバーイラストのYOUCHAN さんです
『世田谷文学館「台湾交流ミニイベント 2021」に協力しました』の画像

台湾旅行で、台北駅はじめMRTの出入口などに立つ「ビッグイシュー」の販売員から、最新刊やバックナンバーを購入したことがある方は多いかと思います。表紙デザインに、台湾を代表するグラフィック・デザイナーの聶永真(アーロン・ニエ)を起用し、日本の人気写真家がカバー
『今日の1冊:『私がホームレスだったころ 台湾のソーシャルワーカーが支える未来への一歩』李玟萱 著、台湾芒草心慈善協会 企画、橋本恭子 訳(ノンフィクション/白水社/2021年7月)』の画像

『什麼不見了』(仮題『さがしものは』)郭漁 文/良根 絵(絵本/遠流/2016) ファミコンにラジカセ、花柄ポットにかき氷機……、まるで古道具屋の店内に迷い込んだかのような女の子が、この物語の主人公「君君(ジュンジュン)」。ある朝、君君が目を覚ますと、おじい
『今日の1冊:『什麼不見了』郭漁、良根(絵本/遠流/2016)』の画像

『眠りの航路』呉明益 倉本知明 訳 2021年9月 白水社 刊 白水社サイト→ リンク  台北でゴシップ雑誌のライターをしている「ぼく」は、植物マニアの友人に連れられ、陽明山に十数年に一度という竹の開花を見に行く。その日から、ぼくの睡眠リズムは大きく崩れ、仕事と
『〔邦訳刊行!〕『眠りの航路』呉明益(2021年、白水社刊)』の画像

『ブラックノイズ 荒聞』〔ホラーミステリ〕原題:荒聞 The Whisper著者:張渝歌 (ジャン・ユーゴー)出版社:台湾・大田出版2018年2月刊行 全319頁台湾原住民神話、日本統治時代の史実、台湾土着の呪術、霊異現象……全てが混然一体となった、“台湾にしか生まれなかった
『〔邦訳刊行!〕『ブラックノイズ 荒聞』張渝歌(2021年8月文藝春秋刊)』の画像

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