太台本屋 tai-tai books

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更新情報

 台湾映画界最大のヒットメーカー、魏徳聖(ウェイ・ダーション)監督をご存知ですか? 台湾映画界が低迷していた2000年代の末に、ラブストーリー『海角七号 君想う、国境の南』(2008年)を大ヒットさせ、一気に国産映画ブームを作り出しました。その後も、上下合わせて5時間
『今日の1冊:『倒風内海』王家祥(歴史小説/玉山社/1997年)』の画像

★本作品の日本語版は、KADOKAWAから刊行が決まったようです。『鬼要去哪裡?-記憶的牽絆』(仮題:幽霊はどこへー記憶の絆)『鬼要去哪裡?-愛的道別』(仮題:幽霊はどこへー愛の訣別)★ 台湾漫画版「ツナグ」 今年(2020年)の台湾の「鬼月」は8月19日から始まります。
『今日の1冊『鬼要去哪裡?where are you going?』(韋蘺若明/遠流/2020)』の画像

 台湾の街並みの特徴といえば、建物の1階部分を引っ込めて作られたアーケードを思い浮かべる人が少なくないでしょう。あのアーケードは、中国語で「騎楼(チーロウ)」、台湾語で「亭仔脚(ディンアカ)」と呼ばれます。 南国ならではの強い日差しと激しい雨を避けるため
『今日の1冊:『長腳的房子』陳瑞秋(絵本/小魯文化/2016)』の画像

こんにちは。店員Nです。今日からお盆休み。夏の旅行として台湾を予定されていた方も多かったのではないでしょうか。私たちが台湾や台湾カルチャーを、台湾の映画や本、音楽を通して知るように、台湾でも日本のドラマやアニメを入口に日本に関心を持つ人たちは昔から多く、日
『今日の1冊:『行ったことのない場所を歩きたい』柴崎友香(エッセイ/B&B/2020)』の画像

 店員Sです。数年前、台湾・台東県にある「国立台湾史前文化博物館」に行きました。 国立台湾史前文化博物館サイトは→ こちら (2020年7月現在、改装のため休館中。2021年再オープン予定)  台湾東部は5000年以上前の新石器時代から人が暮らしていた形跡があるそうで
『今日の1冊:『風暴之子』葛葉 (小説/蓋亜/2020年)』の画像

『やさいだいすきだワニ』文・絵:タンム・ニュウ(湯姆牛)中川ひろたか/訳、おむすび舎、2020年7月刊台湾で人気の食育絵本。ある日、おひゃくしょうさんは一匹の赤ちゃんワニを見つけました。赤ちゃんワニはおひゃくしょうさんが働く間、いつも一緒。畑の野菜をいっぱい食
『〔邦訳刊行!〕タンム・ニュウ『やさいだいすきだワニ』(絵本)』の画像

『騎著恐龍去圖書館』(仮題:きょうりゅうバスで図書館へ)文:劉思源  絵:林小杯 たいへんたいへん!図書館の「おはなしの時間」に間に合わない!おおあわての子どもたちが乗ったのは、なんと恐竜くん。恐竜専用道路をのっしのっしと歩いて図書館へ向かいます。なんと
『〔邦訳刊行!〕『騎著恐龍去圖書館』(絵本/歩歩出版/2020年)』の画像

こんにちは。店員Nです。昨年11月に公開された宋欣穎監督の長編アニメーション『幸福路のチー』。監督自らの半生を脚本にし、幸福路に住む主人公チーの成長と台湾の民主化への道を重ねた作品は、多くの台湾の人が経験した「かさぶた」に触れる映画でもありました。 『幸福路
『今日の1冊:『いつもひとりだった、京都での日々』宋欣穎/ソン・インシン、光吉さくら訳(エッセイ/早川書房/2019)』の画像

 2020年6月から7月にかけて、台湾の書評メディア「 Openbook閱讀誌 」が、日本における台湾の本の翻訳出版に関する特集「台書在日本」を掲載しました。この特集は、全9本の記事からなり、日本での台湾の本の翻訳出版の歴史、台湾の本の翻訳出版に関わる翻訳者や出版社への
『「Openbook閱讀誌」の「台書在日本」特集:台湾書専門のエージェント、太台本屋 tai-tai booksエリー店長のインタビューが掲載されました』の画像

この記事は、「本の雑誌」6月号「特集:翻訳出版の現在!」に寄稿した、太台本屋 tai-tai booksの活動を紹介する記事「"台湾すぎる"翻訳ユニット参上! 太台本屋 tai-tai books」に加筆したもの(実際には文字数を削る前のもと原稿)です。 本の雑誌社さんのご許可を得て
『台湾出版界事情&日本でこれから出る台湾作品速報――『本の雑誌』2020年6月号掲載記事に加筆』の画像

「小樹的家」は、高雄の街中にある愛らしい絵本カフェ。以前当ブログでご紹介した「三餘書店」から程近い場所にあります。店内には、もちろん絵本がいっぱい! 大の絵本好きという二人の女性店主が、2009年に開いたお店です。 絵本はすべて店主自ら選んだもの。一番大きな
『子どもから大人までみんなの居場所/高雄「小樹的家 繪本咖啡館」』の画像

『縫』張耀升(短編小説集/群星文化/2016)  小説家であり、映画脚本家、映画監督でもある張耀升の短編集。 著者は、鍾孟宏監督作品《陽光普照》(A Sun, 邦題:ひとつの太陽,2019年)で鍾監督との共同脚本で第56回金馬獎最優秀オリジナル脚本賞にノミネート。同作品は、20
『【版権ご紹介】『縫』張耀升(短編小説集/群星文化/2016)』の画像

 2020年6月から7月にかけて、台湾の書評メディア「 Openbook閱讀誌 」が、日本における台湾の本の翻訳出版に関する特集「台書在日本」を掲載しました。この特集は、全9本の記事からなり、日本での台湾の本の翻訳出版の歴史、台湾の本の翻訳出版に関わる翻訳者や出版社への取
『「Openbook閱讀誌」の「台書在日本」特集:エリー店長が日本の若手台湾文学者を紹介する記事を寄稿しました』の画像

 以下は、2015年6月26日(金)、吉祥寺の古本屋「百年」で行われた、台湾作家・呉明益さんと何致和さんによるトークイベント「『歩道橋の魔術師』刊行記念トーク 小説と一緒に、台湾を旅する 呉明益×何致和」の内容の採録です。 呉明益さんの『歩道橋の魔術師』日本語版が
『「小説と一緒に、台湾を旅する 呉明益×何致和 『歩道橋の魔術師』刊行記念トーク」採録その2 (2015年6月26日)』の画像

 以下は、2015年に、呉明益さんの『歩道橋の魔術師』日本語版が刊行された際、聞文堂(故・天野健太郎氏と、エリー店長が結成した、台湾文学を日本に紹介するユニット)が東京で開いたトークイベントの採録です。  (店員Sが、聞文堂サイト「もっと台湾」のために書いたもの
『「小説と一緒に、台湾を旅する 呉明益×何致和 『歩道橋の魔術師』刊行記念トーク」採録その1(2015年6月26日)』の画像

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