『我的同學是一隻熊』(仮題:ぼくのクラスメートは熊である)作者:張友漁 絵:猫魚 親子天下出版 2021年7月刊、215ページ、約4万5千字フィクション/YA小説/ファンタジー☆台湾児童文学作家、YA小説の名手・張友漁による熊と小学生の暖かい友情物語。☆2023年7月現
版権紹介_小説&文芸
【版権ご紹介】許俐葳《我有一個關於不倫的,小問題》遠流、2023年
『我有一個關於不倫的,小問題』(仮題:不倫に関して、すこし疑問に思うこと)作者:許俐葳 遠流出版 2023年5月刊、240ページ、約6万2千字フィクション/小説☆文策院【2023出版轉影視:潛力改編文本主題推薦】 愛情故事系列書單公告 ☆発売後すぐ重版!☆書評、好評
【版権ご紹介】朱宥勳『以下證言將被全面否認』(小説/大塊文化/2022)
『以下證言將被全面否認』仮題:以下の証言は全面否定される作者:朱宥勳 大塊文化出版 2022年9月刊、270ページ、約8万7千字フィクション/小説ー台湾海峡戦争が終結した20年後の2067年、5人の主人公が戦争を振り返って、それぞれの体験を語った近未来短編連作集ー 台
【版権ご紹介】沐羽『煙街』(小説/木馬文化/2022年)
沐羽『煙街』(小説/木馬文化/2022年)『煙街』〔連作短編小説〕著者:沐羽 出版社:木馬文化 カバーイラスト:柳廣成刊行:2022年1月2023第16屆 台北國際ブックフェア大獎「小說獎」大賞受賞2022 Openbook好書獎「年度中文創作」受賞 2014年の雨傘運動、2019年の反送
【版権ご紹介】李璐『雪的俘虜』(小説/時報文化/2022年)
『雪的俘虜』〔連作短編小説〕仮題:雪の俘虜 著者:李璐、出版社:時報出版刊行:2022年9月、繁体中文で約7万字 店員Sです。2月の台北国際ブックフェアで会場を回っていたら、時報出版ブースのミニサロンでこの作品の著者トークをしているところを通りかかり、「旧満州を
【版権ご紹介】董啟章『香港字——遲到一百五十年的情書』(小説/新経典/2021年)
『香港字——遲到一百五十年的情書』〔長編小説〕仮題:香港字Hong Kong Type ――百五十年後に届いたラブレター著者:董啟章 出版社:新経典文化刊行:2021年11月初版 店員Sです。昨(2022)年8月、3年ぶりの台湾出張で、各出版社の編集者さんたちに会いました。 その度に
【版権ご紹介】光風『揚子堂糕餅舖』(小説/蓋亜/2022年)
『揚子堂糕餅舖』作者:光風 イラスト: KIDISLAND兒童島出版社:蓋亞 2022年7月13日刊 ――ただ、桜の花が見えないところへ行きたい。 日本での一年間のワーキングホリデーを、失恋と同時に終了し、台中の実家に戻った「僕」、徐安群(シュー・アンチュン)は、新し
【版権ご紹介】郝妮爾『卡西與他們的瓦斯店』(小説/南方家園/2021年)
タイトルのユニークさにひかれ、約1年前から気になっていた小説《卡西與他們的瓦斯店》を、今回の台北出張でようやく購入(なぜか博客来では日本に送ってくれなかった)。 さっそく読んでみると、期待通りの良作だった。《卡西與他們的瓦斯店》郝妮爾 仮:卡西(カシ)と彼
【版権ご紹介】何玟珒『那一天我們跟在雞屁股後面尋路』(短編集/九歌/2022年)
店員Sです。 1998年生まれの若手作家、何玟珒さんの初短編集『那一天我們跟在雞屁股後面尋路』を読みました。 『九歌109年小說選』*に収録の表題作「那一天我們跟在雞屁股後面尋路」(仮題:あの日私たちはニワトリの尻を追って道を尋ね歩いた)にドカン!とハートを撃
【版権ご紹介】劉梓潔『希望你也在這裡』(中編小說/皇冠/2021年)
劉梓潔『希望你也在這裡(wish you were here)』(仮題:あなたもここに居て欲しい)皇冠出版 2021年8月 222ページ 約6.7万字 映画『父の初七日』(2009年)の原作エッセイ『父後七日』の著者、作家・脚本家の劉梓潔。『希望你也在這裡』はその最新作小説である。【登
【版権ご紹介】陳信傑『柴貓、夢的浮艇與德魯伊』(短編小説集/啓明/2020年)
陳信傑『柴貓、夢的浮艇與德魯伊』(仮題:柴猫、夢の浮きボートとドルイド)啓明出版 2020年10月 220ページ 約7万字 実と虚が融合したゲーム世代の新感覚小説ゲームと性欲探索とリアル人生を混合する小説集 1990年生まれの著者は家がゲームセンターを営んでいたので
【版権ご紹介】朱宥勳『他們沒在寫小說的時代』(評論/大塊/2021年)
朱宥勳『他們沒在寫小說的時候-戒嚴台灣小說家群像』(仮題:小説を書いてないときー戒厳令下の台湾小説家たち)大塊文化 2021年9月 306ページ 約10万字 戒厳令下の台湾小説家群像 幾つもの外来政権に統治され続けた台湾は、文学においてもその影響が深刻だ。戦後、
【版権ご紹介】『不在一起不行嗎』張維中(長編小説/2021年/原點)
『不在一起不行嗎 Men’s Talk about Time』 〔長編小説〕仮題:一緒にならなきゃダメですか?著者:張維中(ちょう・いちゅう)あの夏、宿舎の二段ベッドの下段にいる君のことが大好きだった。何もかもが太陽みたいにきらきら輝いて、僕らの前には未来しかなかった。二十数
【版権ご紹介】『2069』高翊峰(長編SF小説/2019年/新経典)
〔長編SF小説〕『2069』 著者:高翊峰(ガオ・イーフォン)巨大地震と原発事故の被災後、諸外国の管理下に置かれた「特区」。サイボーグ医療でほぼ不死となった住民たちの間に、じわじわと“死”が増え始める。台湾を思わせる「島」で、人工知能の進化、生命科学、不
【版権ご紹介】『停下來的書店』夏琳(長編小説/2021年/逗點文創)
〔長編小説〕『停下來的書店』 著者:夏琳 仮題:時を停めた書店1960~80年代、港町としての繁栄を謳歌していた高雄。その最も賑やかな商業中心地「鹽埕(イェンチェン)」で、書店を営んでいた父と母、そして祖父母。独立書店店主の著者が、書店で過ごした幼少期や、故郷の